駅での滑り止め工事

 

人通りの多いところだからこそ念入りに

普段皆様が利用する駅も、乗降客が多く雨の日に転倒事故が多い場所の一つです。この日は主に駅のコンコースや通路、階段等の滑り止め工事を行いました。この駅は乗降客数が一日3万人ほどの規模の駅で多くの人がコンコースを行き交います。

ネットなどを見ると、雨の日に床が滑って怖い思いをしている人が多いのに驚かされます。「鉄道の駅構内ってどうしてあんなに滑る素材を使うんでしょうか? 雨の日になるとものすごく滑りやすくなり、怖くてかないません。 雨天用の対応もしてないので 歩くとき本当に恐怖を感じます。」と感想を述べている人も見られました。JR東日本のホームページを見ると、「駅のコンコースにおいて、床の仕上材が摩耗するなどして降雨時にお客さまが転倒する恐れのある箇所を対象に順次滑りにくい床材に貼替え等を行っています。」という記述があるのですが・・。

ちなみにコンコースとは「人々が集まる場所」を意味し、鉄道駅や空港などの施設内において通路が交差する場所や大通路、中央広場を指してコンコースと呼ぶんだそうです。

雨が直接駅構内に入らなくても、靴や傘のしずくが床面を濡らし知らずに危険な状況になり得ます。施工中も安全第一で、警備員に見守られながら注意深く滑り止め施工しております。

具体的な施工場所

・コンコース
・階段
・エレベータの通路
・ホーム
・改札

など

防滑施工現場写真

多くの人が通行し汚れているコンコースの床面を念入りに洗浄します。

 

警備員による交通誘導の中での作業となりました。

 

ASLの液剤の塗布のあとは、きれいに洗浄し液剤を洗い流します。

 

滑って転落し大けがをする可能性がある階段にも滑り止め工事は大変有効です。